株の配当金の仕組みについてあなたはどの程度知っていますか?株はハードルが高いイメージがありますが、意外と簡単に始めることができます。

グラフと日本円

配当金生活を送るためには

チャート

不労所得にあこがれて株の取り引きを始める人も多くいますが実際に配当金だけで生活をすることは可能なのでしょうか?
実は配当金を得るためにはいくつかの条件がありますので、株式取引をしていても生活できるレベルの配当金を得るためには銘柄をしっかりと選ばなくてはなりません。

株を持っていても毎月配当金がもらえるわけではなく、決算月の権利確定日に保有していた人が「株主」として認められ、配当金を得る権利をもらうことができます。
銘柄によっては株主優待をもらうことも可能です。
毎月決算があるわけではありませんので、毎月収入を得るためには決算がばらばらの銘柄を保有する必要があります。
多くの会社が3月決算となっていますので、3月分の配当金は高額になる傾向があります。
しかし2月や1月に決算を迎える会社は少ないので、生活するためにはもらった配当で数か月耐え抜くか、毎月もらえるように分散投資をしなくてはなりません。

分散投資をするメリットは他にもあります。
配当金は企業が利益を出すことができた年にもらうことができるものです。
赤字決算となってしまったら配当金が減額されることもありますし、場合によってはなくなってしまうこともあります。
1つの会社に集中して投資をしていると、その会社から配当が出なくなっただけで生活はできなくなってしまうでしょう。

また、そうした銘柄は株価も下がりやすいため、額面で損失が発生してしまうこともあります。
バラバラに投資をしていれば1つの会社の業績が悪くなったとしても、別の企業の配当金でカバーすることができるのです。
生活することを考えるのであれば、優待品で食料などの生活に使う物資をもらえる銘柄も魅力的です。

株主優待ではさまざまなサービスを受けたり割引をしてもらうこともできます。
多くの銘柄を持っている人ほど、そうした優待をたくさん得ることができます。
実は株主優待はたくさん投資をしていればその分多くもらえるというわけではなく、上限は決められています。

配当金生活をするためには元手はいくら必要?

では配当金で生活するためには実際にどのくらいの元手が必要なのか計算してみましょう。
株価に対する配当の比率は企業の業績や株価によって異なりますが、おおむね数%程度のところが多くあります。

例えば2%として計算してみましょう。
100万円投資をしていたら2%、つまり2万円です。
2万円では生活が厳しいので、現実的なレベルで考えれば1000万円の投資で20万円の配当を得たいところです。

しかしこれは1月だけです。
毎月20万の配当を得るためには、6倍の元手が必要です。
12ではなく6なのは中間配当があるためです。

配当を得た会社の株を売却して翌月に備えることも可能です。
しかし一般的には配当が出た分、株価は下落します。
売買を繰り返していると元手が減ってきてしまう可能性がありますし、ちょうどよい価格で売買できるとは限りません。
元手の価値を減らすことなく配当を得たいのであれば、6000万円ほどの元手があったほうが良いでしょう。

実際のところ一般のサラリーマンが配当だけで生活をするとなると難しいものです。
株価の上昇による利益もあるかもしれませんが、取引が必ずしもいつも成功するとは限りません。
そしてもし仕事を辞めてトレーダーとして生きていく場合、取引に失敗してしまうと生活ができなくなるというリスクもあります。

主な収入源をトレードによる利益にすることは問題ありませんが、生活の基盤を崩すことがないように仕事を続けることも大切でしょう。
生活がかかってくると慎重な取引ができなくなってしまい、大きな損失を出してしまうトレーダーもいます。
仕事をしている時間は取引を考えなくてすみますし、仕事をすることはメンタルを冷静に保つためにも役立つでしょう。

関連記事
サイト内検索